都市ブランドイメージ調査で上位の札幌はくまも出ます

全国8都市の住民を対象に各都市のイメージを聞き、その魅力をランキングであらわしたのが「都市ブランドイメージ調査」です。2回目となった2018年度の調査では「最も魅力的に感じる都市」として一番票を集めたのが札幌でした。首都東京、古都京都を抑えての第一位、みなさんがイメージするその魅力とは何なのでしょうか。人口180万人、北海道最大の都市はリトルトーキョーとも呼ばれます。

羽田空港はじめ、全国主要都市からは2時間もあれば北海道の玄関口新千歳に到着します。そこから車で1時間ほどで札幌中心部に着くことが出来ます。観光やビジネスで皆さんが訪れる施設は主に中心部の中央区に集中しています。オフィス街にすすきの歓楽街、ホテルにデパート、時計台に大通り公園、大都市でありながら緑豊かな公園も点在し、都市ブランド首位になるのもうなずけます。

しかし、この大都市にはくまもでるんです。それも毎年のように。関東の地図上に札幌市を置いてみると、東京23区をすっぽり覆い隠し、神奈川・千葉・埼玉・茨木まで及んでしまうのです。その中心部中央区もその端は北海道の原生林に続いているのです。

そして、たまに市民の生活圏にも顔を出してくるのがヒグマです。「大都市札幌にくまが出た」という全国ニュースを目にしたこともあると思います。北海道のくまというのは本州のツキノワグマより大型で狂暴なヒグマですので、絶対に近寄ってはいけません。新千歳空港でかわいい熊の置物が売ってますが、イメージが全く違います。

こんな熊が出ちゃうような大自然を持ちながら、地下鉄が張り巡らされ、食べて良し、遊んで良し、やっぱり北海道って札幌って楽しいな、行ってみたいなというブランドイメージが出来上がるのです。